サンフェスへ、エンタングル!!
『サンライズフェスティバス2019 風月 ゼーガペインADP上映会』、参加しました。
前回はバトスピの回に参加しましたが、今回は『ゼーガペインADP』。監督の下田正美さんと、『エンタングル:ガール』著者の高島雄哉さんをゲストにお迎えしての上映会でしたが、楽しんできました。
marumakkoriblog.hatenablog.com
『ゼーガペイン 10周年プロジェクト』から3年ですか、早いですね…。当時この特報を目にしたときは驚きました。また夏が来るんだな…と。残念ながら、ADP公開当時に劇場に駆け込むことができず、その時は悔し涙で枕を濡らし、ありえねぇ…という思いでいっぱいでした。しかし今回、再び劇場で作品を鑑賞できる機会が巡ってきました!ここで行かずしていつ行くのか!!行くぞ俺、エンタングル!!!
以下、上映会の感想をつらつらと。
変わらぬ愛とオープニングトーク
劇場に足を運ぶと、公開時間前なのにたくさんの人が集まっていました。座席はほぼ満員で、未だに『ゼーガペイン』が愛されている事を感じさせてくれます。
本編鑑賞前にゲストをお呼びしてのトークタイム。先ほど紹介しましたが、登壇されたのはこのお二人。
以下、トーク内容のメモです。
『サンフェス ゼーガペイン回』メモ
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年9月24日
・当初は90分の総集編、内一割を新規映像にする予定
→上映時間増やしたら新規映像も増やせるんじゃね?
・ある程度完成してから原作者からの無茶ぶり
「敵からの介入が欲しい」
→カミナギが未来を見るシーン追加#サンフェス#ゼーガペイン
・舞浜サーバーは千葉の継ぎ接ぎ
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年9月24日
→渋谷の継ぎ接ぎもあったのではというお遊び
・次回展開に向けて設定資料公開
→アンチゼーガ量産型(本来はテレビ版最終回での登場予定だった)
→アンチゼーガ3号機
→ガルズオルグ戦艦(オケアノスの5倍)#サンフェス#ゼーガペイン
※訂正 ガルズオルグ× → ガルズオルム○
・ADPで登場したメガネのオペレーターの名前が水嵩保(みかさたもつ)、声も大凡決定してるとのこと
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年9月24日
・ゼーガペインのコックピットが透けさせる事に成功、搭乗者が外から分かるようになった
→搭乗者の動きをつけるのに奮闘中
・「エンタングルガール」もうすぐ重版出来#サンフェス#ゼーガペイン
他にも、「当時同年代のスタッフ中心に作られた作品である為、10周年の節目として新しい風を吹かせるべく、高橋さんを起用した。」「NEXT ENTANGLEから3年が経ったが、新たな展開に向けて着々と準備は進めている。」などのお話があり、会場を沸かせました。
【サンフェス】
— ゼーガペイン 公式アカウント (@zega_official) 2019年9月24日
イベント前に機材トラブルもありましたがさきほど無事に終了いたしました!トーク中にありました「NEXT ENTANGLE」についても、引き続きお楽しみにお待ちください!ご来場いただいた方々、ゲストの下田監督、高島さん、ありがとうございました!#zega pic.twitter.com/SprJd5n8Ym
今なお色褪せぬ作品『ゼーガペイン』
前回の『バトルスピリッツ サーガブレイヴ』も、思い入れが強すぎて、視聴するタイミングを見計らっていましたが、『ゼーガペインADP』も同様でして。『ゼーガペイン』放送当時はまだ小学生で、正直難しい事はちんぷんかんぷんでした。しかし、当時から「これはすごいお話なんだ」という印象だけはずっとあって、毎週欠かさず視聴していました。大人になってから作品を見直してみてドハマり。今に至ります。
ゼーガペイン 10th ANNIVERSARY BOX [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2016/08/31
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (6件) を見る
この作品については、もう「見て」としか言いようがなくて。何もかもが新しいというか、今なお色褪せない作品というか。素晴らしいの一言に尽きます。
量子コンピューター、仮想現実、ループする世界。今考えると、この作品が2006年に存在した事自体が驚きなのですが、2019年になった今こそ見てほしい作品と言えるでしょう。とりあえず、知らない人は6話まで見て。
ついに鑑賞、ADP!
そんな『ゼーガペイン』の10周年を記念した最新作、『ゼーガペインADP』。物語はTVシリーズの前日譚に当たります。主人公キョウのVer.1の話。TVシリーズでは消滅したいたカノウやツムラも登場、TV版の映像に新規アフレコを施し、新規カットも追加してある本作。非常に濃密な内容になっていました。
キョウくんVer.1から溢れる戦士の哀愁
TV版と比べ、舞浜サーバー全体に活気があった気がします。まだサーバーが元気に動いている証なのでしょう。楽しかった半面、サーバーの衰退をオープニングから感じる事ができ、嫌な汗をかきました。
キョウくんVer.1、当たり前なのですが、Ver.2とそんなに大差ない性格してたのが新鮮で。記憶があっても無くても、キョウくんはキョウくんなんだと安心しました。しかし、セレブラントとしての自覚がVer.1の方がより強く感じられた気がします。「ループを止める」と何度も口にしていた事からも、その決意の重みが感じられます。あと、「シマ指令」と呼んでいるところも、1人の戦士として生きていることを実感させてくれましたね。
ラストシーンでの自爆、キョウくんの表情からは「解放された」という思いを感じました。家族の幻の自覚、シマ指令の無慈悲な作戦、自身に残ったダメージ。セレブラントとしての自分に疲れ、やっと解放されたと言いたげな安堵感を、最後の笑顔から感じ取れた気がします。
性格としては元気な事には変わりないのですが、どことなくVer.2はバカっぽいというか、あまり悩まないようにできていたというか。Ver.1で苦しめたであろう思いが解消されていた気がしました。
とにかくかわいいミナトさん
ミナトさん、かわいかったですね…。恋する乙女でしたね…。いや、かわいかったですね…。これ以上の感想はないのですが、ぜひ書いておきたかったので。ほんと、かわいかったですね…。
変わらない、でも進化はしているお芝居
一番驚いたのが、声優陣のお芝居。当時の役のままのお芝居で、10年という月日を感じさせないくらい自然でした。しかし、確実に表現力は向上しているという不思議。カミナギちゃんが未来を見るシーン、第16話『復活の戦場』での戦闘シーンは、当時よりもより緊迫感が増しており、改めて声優さんの実力を感じることができました。特に花澤香菜さん、放送当時のカミナギちゃんの等身大な感じそのままのお芝居で感動しました。
全体的にみなさん楽しそうでした。乗りに乗っていたというか、はしゃいでいたというか。感心するばかりでなく、実に楽しいお芝居だったと思います。
CGがとにかくすごい
新規CGも良かったですね。当時よりより滑らかに、よりスタイリッシュになっていました。ただ、TV版のCGと交互に流されても全く違和感なくて、当時のCG技術のすごさを実感できた時間でもありました。オープニングトークでも語られていましたが、まだまだCG技術は進化するみたいで、どこまでいけるんでしょうかね…。
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2010/07/31
- メディア: おもちゃ&ホビー
- 購入: 1人 クリック: 99回
- この商品を含むブログ (31件) を見る
「NEXT ENTANGLE」に向けて
念願のADP、大変満足でした。「みんな見たことあるでしょ?」の監督の一言に申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら楽しめました。「NEXT ENTANGLE」が何時になるかは分かりませんが、新しい彼らの世界が覗けるなら、いくらでも待ちますよ!
まだまだ『ゼーガペイン』として追えていない作品もあるので、これから小説やらドラマCDやら漁って、続報に期待したいと思います。あと、後日談朗読劇を鑑賞できる機会をください…。そちらも期待して待ってます…。
ゼーガペイン audio drama OUR LAST DAYS
- アーティスト: ドラマ,浅沼晋太郎,花澤香菜,川澄綾子,朴ロ美,井上麻里奈,牧野由依
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/10/25
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (35件) を見る