まるマッコリの日記(仮)

自分の思ったこと、好きなものを書いていきます。主に特撮やFGO。

まるマッコリの日記(仮)

新人ブロガーまるマッコリさんが友人との会話で昨今の「アニメ・ラノベタイトル事情」について、それなりに考えたようですよ?

友人との会話で思ったことを、つらつらブログにしよかと。

最初に結論を話しておくと、「老害ヲタクの何の徳にもならない嘆き」です。

まずは一連のツイートをご覧ください。時系列順に並べてます。

 

 

まるマッコリさんは 友人とある日の会話で昨今のタイトル事象を考えたようです。

 

 

タイトルでだいたい内容が掴めるお話が蔓延している気がする件について

いわゆる「異世界もの」「俺TUEEE系」という類の作品タイトルの話。なんというか、「内容丸わかりなテンプレ」が蔓延している気がするんですよね…。

これから話す事の基準になるか分かりませんが、私の中でラノベと言えば『灼眼のシャナ』です。私にとってこれが全ての始まり。くぎゅうううううううう!

灼眼のシャナ (電撃文庫)

灼眼のシャナ (電撃文庫)

 

 

 

最近はこの手のタイトルはよく見るので流行っているんだと思いますよ?

最近のアニメやラノベを見なくなったので、私もだいぶ時代に取り残されたジジイと化しているのですが、1シーズンに1本は、タイトルにこの手のアニメが放送されている気がします。

流行り、なんでしょうね。世にこれだけ出てるってことは。

異世界はスマートフォンとともに。18 (HJ NOVELS)

異世界はスマートフォンとともに。18 (HJ NOVELS)

 

 

 もはや老害となりつつあるまるマッコリが、昨今のタイトル事情について考えたみたいです。

でもなんでしょうね。私がもはやジジイだからでしょうね。ちょっと物足りないというか…。やはりタイトルから興味を惹くものがあまりないというか。

AV業界の話になりますが、最近はタイトルに内容の全てを詰め込まないと売れないらしいです。どれくらいの年齢の、どんな雰囲気の、どんな性格の人が、どんな環境下にいて、どんなプレイをするのか。

ざっくりこれくらいをタイトルとしてジャケットに表記するらしいですよ。

 

私が思うに、「知らない」「分からない」が出てきちゃうと、買ってもらえないのでしょうね。知らない文言がタイトルになっている作品だと「面白いかどうか判断できない」という理由で敬遠してしまうのでは無いでしょうか。

購入して満足いくものではないと、お金を無駄にしたなどの後悔が残るから、満足できると確信が持てないと財布を開けない。だからタイトルである程度物語の全貌が掴めないと購入できない。そんな世の中なんだと思います。

アマゾンの商品も、レビューの内容次第で売り上げが変わってくるらしいので、中身がどういうものなのかという情報は、現代において重要な「売れる為の要素」なんだと思います。

 

あと余談なのですが、このタイトルの方式、あまり考えなくていいってのも作り手の利点としてあるのかなと。物語の要素を前面に出すというか、物語を説明しちゃえばOKなので、色々考えなくていいんですよね。いや、もしかしたらすごい時間をかけて考えられているのかもしれませんが、それならもう少しシンプルにして、キーワードを絞ってほしい…。

いぬかみっ! (電撃文庫)

いぬかみっ! (電撃文庫)

 

 

また友人は「タイトルから主人公が強い事しか分からない」と言っていましたが、それで正しいと思います。私の印象ですが、「主人公が強い」だけで特に物語では困難に直面しないのが昨今の流行りだと思っているので。「主人公が強い」が全てだから他にタイトルをつけようがない。逆を言えば、物語として何の裏切りもありませんよという、一種の保証書のような役割を、タイトルで果たしているのだと思います。

 

 

 2000年代初頭の価値観で時代遅れなヲタク生活

今と昔では、何に購買意欲をそそられるかが違う事が、昨今の「異世界もの」「俺TUEEE系」のタイトルに表れているのかなと思いました。

まぁ単純に流行だからそんなタイトルになってるってだけの話かもしれません。私の記憶している限り、「とある」シリーズを境に、禁書目録と書いてインデックスと読む(漢字で○○と書いて、読みは英語、またはカタカナ語)、みたいなのが乱立した時期もありましたし。

 

で流行ってるって事は、それが商売として成立してる、売れてるってことなんですよね、たぶん。だから沢山出てくる。それが商売。

 

それでも私は、シンプルで、ちょっと興味を惹くような作中のキーワードがタイトルになっている方が好ましいなと、古い価値観を捨てられずにいるのです。

以上、老害ヲタクの嘆きでした。