第2話、ついに配信開始 !
『バトルスピリッツ サーガブレイヴ』第2話「約束のバトル」、鑑賞しました。
衝撃の第1話から約4カ月、待ちに待った第2話が配信されましたね。配信の翌日には第3章『全知全能』が発売と、怒涛のリリースラッシュでした。
バトルスピリッツ 超煌臨編 第3章 全知全能(ジ・アブソリュート) ブースターパック[BS50](BOX)
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2019/10/26
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログを見る
感想の前に…
以前、第2話Aパートの先行上映会イベントに参加した際の感想を記事にしました。
marumakkoriblog.hatenablog.com
これが急にアクセス数伸びたのでびっくり。
どうやら感想を検索すると候補に表示された模様。うーんでも感想書いたのはちょっとだけだし、そもそも前半パートしか見てないし。
たぶん記事を見てくれた方は「これじゃない」と思われた事でしょう。このような形で候補に挙がるとは思ってなかったので…。
第2話の感想を目当てに足をお運びになった方々、本当にごめんなさい。
しかし、乗りかかった船と言いますか、せっかく上映会の感想も書き、第2話にも少し触れていたので、ここでまとめてもいいかなと思い、キーボードを叩く事にしました。
以下、感想をつらつらと。
「憧れ」が「執念」へ、戦士ズングリーの苦悩
赤の世界を背負っての戦いを繰り広げていたズングリー。しかしバトルを見る限りだと、常にギリギリだったようです。防御札の割合が多いのは、ズングリーの「負けられない」という責任感の表れ、という感想を目にして納得。考えた人凄い…。やっぱ強い人ってのは、デッキの構成見るだけでその人の性格とか分かっちゃうんですかね。凄いな…。
ズングリーも、きっとスタートは「弾のように戦いたい」だったと思うんですよ。一緒に過ごした日々を思い浮かべながら、弾に追いつきたいという「憧れ」が彼を戦いへと突き動かした。1ターン目でいきなりジークヴルムを召喚しようとした彼が、基本を覚え、戦い方を学び、そして自ら戦略を練るようになった。全ては、約束したあの日の為に。
無我夢中で背中を追い続けていく内に、いつしか世界を背負う1人の戦士へと成長。
しかし世間は残酷というか、夢見る青年の心にはひどく重いものを背負わせます。守られる側はいち青年の成長過程を喜びたいのではなく、圧倒的な強さをもって、安心して守られたいのです。故に実力がまだ伴わない未熟な戦士の陰で、「激突王なら」と前任者との実力差を比較し、嘆きます。その嘆きは、まだ幼さが残る若き心を、ゆっくりと、しかし確実に、苦しめていく。
何時しか「憧れ」は「嫉妬」へと変わり、彼に「負けられない」という執念が宿る。襲い掛かる敵にも負けられない。不本意ながら、比較される伝説にも負けられない。それが様々な形で表れるのですよ。デッキ然り、再会した時の態度然り。
赤を、何よりもメテオヴルムを使い続けているところに、彼の宿す「憧れ」を感じ、前述の通り、大量の防御札から「負けられない」という執念を感じ、ズングリーの嬉しくも悲しい変化を目の当たりにした気がして、上映会でも胸がグッと苦しくなったのを思い出しました。
様々な「可能性」を示すダンさん
ズングリーのデッキをベースに戦いに挑むダンさん。それをただ見守るズングリー。
「負けないデッキは勝つデッキにはならない」と言う言葉を体現するかのように、ある時はマジックで攻撃を凌ぎ、ある時はマジックで攻撃へと転じる。「マジックには色んな使い道がある」事を示しながら、一手、また一手と敵を追い詰める。
戦いを通して語り合うズングリーとダンさん。「弾のように戦いたい」という「憧れ」が「弾のように負けられない」という「執念」に変わったズングリーに対して、ダンさんは、なりたくて引き金になった訳では無い事を打ち明け、そして今ある自分を示し、勝利を勝ち取るのです。
ダンさんの戦い方は、マジックの使い方を示すだけではなく、「負けない事」に執念を燃やしていたズングリーに対して、様々な「可能性」を示してくれていたようにも感じました。
マギサ様からズングリーの事を聞いたダンさん。再会した時の態度からも、ズングリーが精神的に追い詰められている事は、察しがついたのではないかと思います。
今を悩める旧友を心配しないダンさんでは無いはず。グラン・ロロや未来を戦い抜いてきた自分にできる事を考えたダンさんは、様々な戦い方や考え方、在り方がある事を伝えたかったのではないでしょうか。言葉ではなく、バトルを通して伝えようとするのが、ダンさんらしいというか(笑)
弾の陰に悩まされていたズングリーに対して、「色んなやり方、考え方がある」「道は1つではない」という事をバトルで示しつつ、戦いの後の「オイラでいいよ」の台詞に「自分らしくある事」の大切さを伝えたかったようにも思えて、ダンさんのどこまでも深い仲間愛に、心打たれました。
余談ですが、ダンさんをグラン・ロロに呼んだのはマギサ様かなーと考えています。マザーコアである以上、平等でなければならないが、悩めるズングリーを救ってあげたい。そう考えていた時に復活したダンさん。きっとチャンスだと思ったのでしょうね。「グラン・ロロを救う」という名目で召集すれば、マザーコアの働きとしても、特に問題なさそうですし。
十二宮Xレアがズングリーの戦いを見かねて、ダンさんを移動させたとも考えられるのですが、マギサ様が呼んでくれていた方が嬉しいなという個人的な願望も込めて、ここに書いておきます。
約束のバトル
ついに果たされる約束のバトル。使用するデッキが昔のカードだった事が、非常に感動しました。本編でも描かれましたが、バトルを楽しむその姿に、嘗て共に旅をしたあの日々が重なりましたね。マザーコアとして平等でなければならないと言ったマギサ様も、思わず昔の自分に戻ってしまう。『バトルスピリッツ 少年激覇ダン』の真にエンディングを迎えた瞬間だと感じました。カレーが食べたいな…。
次回、ついに完結!
早くないですか…?もう終わっちゃうんですか?もう1年くらいやりませんか、バンダイさん?できれば、毎月1話、無理なら毎週1話ぐらいのペースで放送できませんか…?
本当に名残惜しくもあるのですが、最終話の配信が楽しみで仕方ないのも事実。予告だと、魔ゐ様達がピンチな模様だし、黒幕の正体が明かされそうだし、あの金色のサジットヴルム・ノヴァ(?)は一体…?
気になる事目白押し。次回配信まで全力で全裸待機致す所存。
バトルスピリッツ 超神光龍サジットヴルム・ノヴァ(10th Xレア) 神の帰還(BS47) | バトスピ 神煌臨編 化神・光導 スピリット 赤
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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これも余談ですが、『サーガブレイヴ』のおかげで、カードゲームそのもののモチベーションが上がってるんですよね。スピリット達が動く様をアニメで見るのは、やはり良いものです。ちょっと茶化しましたが、これからもバトスピのアニメが作られる事を、切に願っています。
追記(2020/01/25)
3話の感想も書きました。感情の波が凄すぎて、文章のテイスト重めに仕上げました。よろしければ。
marumakkoriblog.hatenablog.com
BD、発売!!
BDの発売も決まりましたね。私も発売決定前から予約していたので、とりあえず安心です。
真面目な話、アニメの続編を望む人がいらっしゃったら、購入をご検討される事をお勧め致します。前述した記事にも記載しましたが、BDの売れ行き次第では続編も考えると監督が明言されていますので、ぜひ。
第3章、発売!
話は変わりますが『全知全能』、私も購入しました。開封結果はこちら。
3箱#バトスピ pic.twitter.com/qWDvKDIGFO
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年10月26日
「造兵」の構築を考えていたので、1枚でも来てくれたのはありがたい。再録Xの方は…。うーんなんとも言い難し(笑)。BSロゴかっこいいよね(白目)。
ボックス購入特典ではダンさんが揃ったので、私もやっと光導で遊べます。どんな構築にしようかな…。やっぱリブラかな…。悩ましいところです。
新弾造兵の足りない部分はなんとか集めるとして、新環境を楽しんでいきたいと思います。待っててくれ!造兵達!!