まるマッコリの日記(仮)

自分の思ったこと、好きなものを書いていきます。主に特撮やFGO。

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『マジ LOVE キングダム 爆音上映会』感想 爆音にて彩られるプリンス達の王国、辿り着いたコンテンツとしての1つの完成形。

プリンス達の祭典、爆音を携え建国!

彼女のお誘いで、『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム 〈マジLOVEライブ上映〉 爆音上映会』、鑑賞しました。

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム【初回限定版】Blu-ray

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「え?イマサラ…?」なんて思った、そこのあなた。

はい…イマサラなんです…。言い訳させてもらうと、以前劇場に足を運びましたので、鑑賞するのはこれで2回目です…。

でもまぁ、なんでこの名作を今更記事にしたかというと、今回鑑賞したのは「爆音上映」なんですよ。

www.unitedcinemas.jp

 

私も今年初めて知ったのですが、どうやら関東内各地の映画館にて毎年10作品程度、映画館の音響設備を増築しての上映会を行っているとの事。選ばれる作品は、音楽が魅力的な映画や、派手なアクションが売りの映画など、超大音響で聞くに相応しい作品ばかり。今年だと『プロメア』、『グレイテスト・ショーマン』、『イエスタディ』などが上映作品に選ばれていましたね。

marumakkoriblog.hatenablog.com

 

このブログでは、度々「映画館で映画を見る事」を推して参りましたが、「爆音上映」は映画館で映画を楽しむ企画であり、映画館でしか楽しめない企画となっております。

昨今、映画館で映画を見る人が減っている事が悲しまれるのですが、映画館では、「映画館で映画を楽しむ為の企画」が度々行われるので、もしかしたらあなたの好きな作品をより良い形で楽しむ機会があるかもしれません。

よろしければ劇場に通ったり、HPを見たりして、情報を集めてみてください。

marumakkoriblog.hatenablog.com

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では本題。今回は「爆音上映」の感想を絡めながら、つらつらと。

 

 

爆音映画祭」とは

改めてご紹介。

今はなき吉祥寺バウスシアターを拠点に、2004年に産声を上げた爆音上映とはライヴ用の音響システムを使い大音響の中で映画を見・聴く試み。その爆音によって視覚までもが変容して映画そのものも違って見える。大音響でなければ聴こえてこない幽かな音を聴くという、大胆かつ繊細な上映。その画期的な面白さが広がり、08年からは映画祭として始動。現在は全国の映画館、公共施設、ライブハウスなどにて爆音上映&爆音映画祭boidで企画制作している。

その名の通り「映画館で超大音量の映画を楽しもう」という企画。音響設備を増築した映画館で、よりよい音で映画を楽しむ事ができます。

前述しましたが、上映作品は音楽が魅力的な作品や、ド派手なアクションが目玉の作品が選ばれる事が多く、見る事はもちろん聴く事に注力した企画となっております。

 

 

用意された音響設備

劇場に入ってびっくりしたのが、準備された音響設備。劇場によって違うのかもしれませんが、今回の「爆音上映」では、ステージ右側、左側、そして中央に、特大のスピーカーを設置。おそらくライブ会場等で設置される物だと思うのですが、それが2~3段積まれていました。「観客の鼓膜をぶち抜いてやるっ!」という、主催者側の気合を感じます(笑)。

Electro-Voice ZLX-12P パワードスピーカー

Electro-Voice ZLX-12P パワードスピーカー

 

 

 

より強く「生」を感じる事ができる

鑑賞してみた感想なのですが、やはり音楽が良い。これでもかと全身に響き渡る為、ライブ会場さながらの臨場感を味わうことができます。なによりこの映画は、アイドルのライブを描いたものである為、相性は抜群。観客席はよりリアルなライブ会場へと様変わりするのです。

加えてキャラクターの息遣いなど、繊細な音も聞き取る事ができるのですが、これが中々に痺れる。「キャラクターが生きている」事をより強く実感できるので、さらに深く作品に、もといライブに没頭する事ができました。

キングブレードX10II Neo  シャイニング

キングブレードX10II Neo シャイニング

 

 

 

 知らない人向けにこの映画の概要をざっくり

私が鑑賞した『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム』は、『うたの☆プリンスさまっ♪』という女性向け2次元アイドルコンテンツの劇場版で、内容としては、作中で登場するアイドルグループ達が合同ライブを行うというもの。ライブ開催までの経緯を描くのではなく、ライブそのものを映画として上映する為、観客はライブ会場に足を運んだファンとして、映画を鑑賞する事になります。

 

 

ミリしらの私が見ても面白い

うたプリ」を知らない人が見ても、眉目秀麗なアイドル達の素晴らしいライブを鑑賞する事になる為、それはそれでそれなりに楽しめます。私は現在アニメを鑑賞中(『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター』第3話「Mighty Aura」まで鑑賞済み)なので、だいぶ知らない人寄りの人間なのですが、抜群の歌唱力、アニメならではのド派手な演出は、非常に見応えのあるものでした。

またアイドル達の細かい動き(微妙に個体差のあるダンスとか、カメラ目線でのパフォーマンスとか)が、「3次元アイドルのライブで見た事ある!」という感想を抱かせ「この人たちが生きている!!」という実感を持たせてくれるんですよね…。これは素晴らしい…。

 

披露される楽曲はどれも良いのですが、考えてみたら Elements Gardenさんの楽曲が、オタクの心に刺さらない訳がないんですよ…。私の主観でしかないのですが、『戦姫絶唱シンフォギア』の楽曲が好きな人は、曲だけでも聴いてみるといいかも。楽曲の素晴らしさはお気に召してもらえるかと思います(おススメは「エゴイスティック」、「相愛トロイメライ」)。

もちろん映画を見れば舞台演出込で見聞きできるので、さらに楽しめる事間違い無しです。

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌「Up-Down-Up!」

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌「Up-Down-Up!」

 
劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「エゴイスティック」

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「エゴイスティック」

 
劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「Feather in the hand」

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「Feather in the hand」

 
劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「相愛トロイメライ」

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「相愛トロイメライ」

 
劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「Colorfully☆Spark」

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「Colorfully☆Spark」

 
劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「カレイドスコープ」

劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム挿入歌 「カレイドスコープ」

 

 

 

これまでを知る人ほど涙が止まらない

コンテンツを追いかけてきた人が見ると、まぁ涙腺崩壊待ったなしの作品な訳で。

映画そのものはライブなのですが、彼らがどのようにアイドルとして頑張ってきたかは、ゲーム、アニメ、ドラマCD等ですでに描かれている為、コンテンツを追いかけてきた観客は彼らの苦労や苦悩、歩んできた酸いも甘いも理解した上で、ライブを楽しむ事になります。

加えて、ライブ開催までの経緯もドラマCDで確認する事ができる為、ファンとして、また主人公である作曲家を通して、彼らの頑張りを確認してきた観客達にとっては、もう「彼らがライブをやっている」っていう事実だけで泣けるのですよ。

華やかに歌っている姿に涙、そしてMCで語られるこれまでの苦労を匂わせる話に涙、さらに、これからの未来を強く歩んでいこうとする彼らの姿に涙。涙涙涙…。

ファンとして、これまでの努力の成果を見届け、そしてこれからの未来へ歩んで行く姿を見守る事ができる。それがこの映画の持つ最大の魅力だと思っています。

 

 

チーム毎に違う成長を感じた

ST☆RISH

すっかり一流アイドルグループの貫録でしたね。アニメやゲームでメインになっている為、人によっては、彼らが学生をやっている頃から応援している事になるのですが、その頃に比べ、ひとまわりもふたまわりも、大きくなった姿を感じる事ができたと思います。自分達がパフォーマンスを楽しむ事と、人に喜んでもらう為のパフォーマンスに取り組む事の、気持ちと技術のバランスが、より安定して取れていたように感じたのは気のせいじゃないはず。1000%を超え、2000%の次の大革命を迎え、伝説すらも凌駕した彼らの吹かせる強い風に、私は釘付けでした。

ウルトラブラスト

ウルトラブラスト

 

 

QUARTET NIGHT

グループとしての一体感をより強く感じる事ができたのではないかと思います。非協力的だったメンバー同士が、互いに目配せをしながら、時に微笑みを交わす。毒のように甘い息の合ったパフォーマンスを見せてくれる事に、喜びと安心を感じたファンも少なくはなかったかと。立場上、何かと不敏な役回りを任される事が多いグループなのですが、本来彼ら個人個人は大人気トップアイドルである為、彼らが協力して行うパフォーマンスが面白くない訳ないんですよ。自らを世界だと定義した圧倒的な表現力、未来へ羽ばたくトップアイドルとしての威厳は、まさに神の領域。更なる進化を遂げた彼らに、骨の髄まで酔いしれる事ができる時間となりました。

 

HE★VENS

彼らの完璧を追及するギラギラした姿勢には、ライバルという立ち位置ながら、尊敬の念すら抱いてしまう程。7人の完成版パフォーマンスを見る機会はこれまでに数えるほどしかなく、エンジェル達にとっては待ちに待った作品となったのでは。そのストイックな姿勢故に、時には勘違いされる事もあったのですが、彼らなりの苦悩、これからの展望、なにより7人でパフォーマンスができる事を喜び、新世界へ踏み出そうとしている彼らの姿を見ると、応援したい気持ちを捧げたいと胸がグッと熱くなりました。

 

 

2次元アイドルコンテンツの1つの終着駅

『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム』って、2次元アイドルコンテンツの1つの完成形だと思っていまして。

これまで劇中でライブ映像が流れたり、担当する声優さんが現実にドームで歌ったりと、様々な形でアイドル達の歌う姿を提供してもらってきた訳ですが、「フル尺で推しキャラのライブが見たい!」って人、かなりいらっしゃったと思うんですよ。その理想を形にしたような作品が本作であり、夢のような時間を提供してくれる作品だったなと思いました。

しっかりライブ映像が見れる事もそうですが、アニメならではの演出も踏まえつつ、細やかな動きでキャラクターが生きている事を実感させてくれたり、「マジLOVEライブ上映」という形でペンライトを振ったり、声を出して応援したりができるなど、徹底して「ライブに参加している」という夢を与えてくれる。とにかく「映画を見ている」という感覚を忘れさせてくれる時間だった事が最高だったなと。

希望や愛や情熱や、たくさんの想いを乗せた機関車が、夢見る乙女達が望む1つの終着駅にたどり着いた瞬間を見たような気がしました。次はVRライブだな…。

 

 

全人類の彼氏!王国の円盤ついに来たれり!

現在、アルバムの発売を控えた「来栖 翔」さんのTwitter(@Syo_K_SH)が頻繁に更新されていますね。その圧倒的な爽やか彼氏ムーブに男の私もクラクラ。彼のような元気いっぱいなカッコいいイケメンになりたかったな…。俺には無理だ…。でも尊いな…。

うたの☆プリンスさまっ♪ソロベストアルバム 来栖 翔「Sweet Kiss」

うたの☆プリンスさまっ♪ソロベストアルバム 来栖 翔「Sweet Kiss」

 

 

そしてそして、ついにキングダムが円盤に。これまで足蹴無く王国へ通った皆さん。やりましたね、ついにお家で建国の時ですよ。いつでも入国できる日が来るのですよ。

私も発売までにはアニメを完走させたいと思います。余裕があればゲームの方も齧っておきたい…。

恒例となった店舗ごとに違う予約購入特典も満載のようなので、推しの特典をしっかりチェックして、早めのご予約を。

utapri-movie.com

 

発売まで2カ月もありません。早めのご予約を!

繰り返します。

早めの!

ご予約を!!

あと、新作ゲームの発売はまだですか…?