私のトランスフォーマー遍歴
『バンブルビー』、鑑賞しました。
「トランスフォーマー」シリーズ、ニワカですが大好きです。『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』、『ビーストウォーズⅡ 超生命体トランスフォーマー』からスタートし、『トランスフォーマー カーロボット』『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』ですくすく育った私。ちなみにキャラクターとしては、ビーストウォーズのタイガトロン、ブラックウィドー、マイクロン伝説のジェットファイヤーが好きです。
最近だとYouTubeで配信されるようになった『トランスフォーマー サイバーバース』が作品としては気に入ってます。あのわちゃわちゃ感、既視感がある(笑)。
アニメ トランスフォーマーサイバーバース 1話 transformers
マイケル・ベイ監督のド派手アクションが見ものの『TRANSFORMERS』ももちろん大好き。ドカーンバコーン!ガッシャ―ン!!バババババ!!!バッコーン!!!!外人の男と女が最後にブチュー!!!!!「私たちの戦いはまだまだ続く(意訳)(CV:玄田哲章さん)」という、徹頭徹尾なハリウッドクオリティ。良き。
そんなド派手アクションに期待もしつつ、ビジュアルに映っている少女との絡みにも注目しながら、『バンブルビー』を鑑賞しました。
以下、感想をつらつらと。
バンブルビー、かわいい。
まずもってバンブルビー、めっちゃくちゃかわいいのな…。この作品で改めてその愛らしさに気づかされました。声優さんが「お母さんになりたい」と言っていた気持ちがよく分かる…。
はしゃいだり、しょげたりと、良くも悪くも子供っぽいんですよね。無邪気なんですよ。機械生命体という地球上では存在しない異物でありながら、そのリアクション1つ1つに「人間らしさ」を感じさせてくれるのが、見ていてワクワクしました。
『TRANSFORMERS』で登場するトランスフォーマー達は、比較的合理的な思考回路を持ったキャラクター達がほとんどで、個人的に冷たい印象だったんですよね。実写作品なので仕方ないのかなと割り切って見ていたのですが、なんとなく拭いきれないものがありまして…。それ故にバンブルビーが見せる愛らしさ、子供っぽさには心を射抜かれましたよ。何故…何故今までこの可愛さに気づけなかったのか…。
青春×トランスフォーマー
心に葛藤を抱えた少女とトランスフォーマーが心を通わす物語。世代的に非常に擽るものがあります。『超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説』でも、少年達とトランスフォーマーが関わり、共に成長していく様が描かれていましたが、良いですね。滾ります。
過去の『TRANSFORMERS』でも人間との関わりは描かれていましたが、後半に進むにつれて大人とのやり取りが多くなっていったので、個人的には物足りない部分もありました。私は心のどこかで、トランスフォーマーというコンテンツを青春と絡めて欲しいと思っている節があるようでして…。
故に今回の『バンブルビー』、非常に嬉しかったです。家族とも友達ともうまくいかないチャーリーが、未知との遭遇をきっかけに精神的成長を遂げていく姿は、私が求めていた「トランスフォーマー」でした。そうそう、大人との共闘も好きなんだけど、青少年達が一皮むけていく様もいいんだよね。
超生命体トランスフォーマー~マイクロン伝説 オープニングテーマ
- アーティスト:PSYCHIC LOVER,サイキックラバー
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: CD
新作はビーストウォーズを基に
『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』に基づく新作が制作されているという事で、私としては否が応でもあの無法地帯を期待してしまいます。『トランスフォーマー サイバーバース』にも出演されていた子安武人さん、千葉繫さん、岩田光央さんらの絶妙なバランスの取れたわちゃわちゃ。無法地帯と言われながらも、きっちりお芝居として成立している不思議なあの時間が再び訪れると思うと、胸が高鳴ります。
ただビーストウォーズに登場するのは機械生命体だけで、人間と交流する事はなかったと思うんですが…。その辺りどう展開していくのか、気になるところではあります。
繰り返しになりますが、私は少年少女がトランスフォーマーとの関りの中で成長していく様を求めてしまうので、新作にも同じような期待を寄せています。無法地帯である事も楽しみなのですが、それ以上に青春を感じる事ができる作品であれば、こんなに嬉しい事はありません。
…まぁたぶん、私の求めてるものって少数派な気がするので、あまり期待せず続報を待ちたいと思います(笑)。