『金色のガッシュ!!2』おもろいんだわ!!!!
突然の大声、失礼しました。
『金色のガッシュ!!2』
今この記事をご覧になられてる方も読んでるって事ですかね?
ドンピシャ世代の私は、毎月毎月ヤキモキしながら単話を購入し、拝読しております。月イチの楽しみ、えぇとっても良く効くお薬でございますよ。
先日単行本も発売されましたが、ネットから流れる情報曰わく各書店では売り切れ続出。既に増刷分ももチラホラ販売が始まったようで。凄い。やっぱりみんなガッシュ好きなのね…。個人的にも喜ばしい限りです。
『金色のガッシュ!!2』は感想をまとめるにはまだまだ話数は少なく、まとめるにしてもお話の中で明かされてない部分が多いので、考察文章にするのがやっとなのが私の現状です。
とは言え語れる部分が無いのかと言えばそうでもなく。そのあたりが、流石は雷句誠先生であるなと。
毎月読む度に脱帽しております。
当たり前なのですが、『金色のガッシュ!!2』は前作『金色のガッシュ!!』の続編であり、前回の戦いが終わった後のお話を描いています。 まだまだお話が少ないにも関わらず面白いと思えるのは、個人的に以下のポイントを抑えている事が要因だと考えています。
- 「続編」としての物語上のきっかけ
- 既存キャラクターの成長
- 前作と変わらない信頼関係
上記のポイントを、もう少し語りたいので以下に記述していきます。
第1の記述
前作『金色のガッシュ!!』。
(未読の方にはネタバレになるのですが)ガッシュは無事に魔界の王となり、清麿は自分の進むべき道を見つけ、お互いに来るべき再会の時を誓って本編は完結となりました。
ここから時を経て『金色のガッシュ!2 』へと繋がっていくわけですが、冒頭のかつて戦いを共にした仲間の圧倒的な敗北シーン。この、これまで築いた平穏が、崩壊するところからのスタートが個人的な続編に必要なポイントでして…。
一度綺麗に完結した作品をまた始まる以上、前作から大きな変化がなければ、続編の意義は薄くなります。それ故にあのスタートは重要で、非常に興味を惹かれるという意味でも間違いなく「続編の始まり」なんですよ。
新たな強敵の登場、見たこともない技、理解不能な状況。雷句先生お得意のクリーチャーデザインがこれらとガッチリかみ合い、爆発的な「青天の霹靂」を短い間に強く読者に印象付ける。
もうね、2は始まった瞬間から盛り上がりを見せてるのよ…。
第2の記述
物語上時間経過を感じさせるのは清麿の見た目とかもあるのですが、その言動や行動に成長を感じれたのが個人的たまらんポイント。
周りを見下し引きこもっていた前作1話から、世界に飛び出し、人の為に働き、周りからも慕われ…という状況が、清麿以外の人間から知る事のできる嬉しさたるや。
魔物とも戦える頭脳やタフさが健在である事にも感動するのですが、「人からの信頼を得られてる」という状況をもって清麿という人間性の成長をしっかり描いている。
ここは個人的にはたまらんポイントの1つですよ。
第3の記述
ガッシュとの再会を果たし、喜ぶ間もなく戦闘へと至るガッシュ2。
"王様なんだから気絶せずに技を出すガッシュなんて当たり前ですよ"と言わんばかりにさらっと描き、在りし日の清麿とガッシュのハイテンポな強力プレイに重きを置いて魅せてきた5、6話。
いろんな変化があったにもかかわらず、何の相談もなく互いの呼吸を合わせた連携プレイに、「帰ってきたんだ」という感動と「続編が来たんだぞ」という興奮が同時にわき上がってくるのは最早必然。当時俺らが熱くなったものが、変わらずに描かれていたかなと思います。
BGM『カサブタ』、再生待った無しです。
友人とも軽く感想を共有したのですが、大きく上記の点が、大人になれない僕らを特に痺れさせた、という感想で盛り上がりました。
続編に求める「変化」と「不変」の良き塩梅。
これらの連携によって『金色のガッシュ!2』は既に大きな魅力を持った作品であると、改めて思います。
欲を言えば、月1での単話更新がもどかしいところ。さすがに無理は言えないんですが、できれば隔週ぐらいで更新してくれると…とは思わなくもなく。
…と、この記事を描いてる間に、新しい話が更新されましたね。
そして遂に登場、我らが英雄パルコ・フォルゴレ!
今でもなおアイドルやってましたねフォルゴレ!
かっこいいぞフォルゴレ!
フォルゴレの登場も喜ばしい限りですが、大きくなったガッシュに見られる王としての成長や変わらぬ鰤への愛着なんかにやはりこみ上げるものがある最新話となりました。
次回、真っ先に逃げるという英断をしたキャンチョメの姿を拝めるのか!
そしてフォルゴレ様の新曲も拝めたりするのか!
めっちゃ楽しみですね!モゲッ!(JASRAC申請中)
ここまでお付き合いいただき感謝です。
ではでは。