飛び立て!HERO!!
『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ トークイベント付き ディレクターズカット版上映会』鑑賞しました。
現在Youtubeで配信中の本作。BD、DVDを発売を記念しての上映会です。リリース版はディレクターズカットという事で、配信ではなかったシーンが多数盛り込まれているとの事。非常に期待値が上がります。
まだ配信されていない後半の展開も楽しめる事と、坂本監督の作品という事もあって、特撮好きに刺さる演出がどのように盛り込まれていくかも注目したいところ。
以降、まだ配信されていない内容に触れますので、当然ネタバレがございます。
配信版をお楽しみの方はご注意ください。
以下、感想をつらつらと。
『ウルトラギャラクシーファイト
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年11月14日
DC版上映会』感想
培って来た歴史は浅くとも深い
紡いできた絆は揺るぎなく固い
始まりを意味する名を持つ戦士は
時に新たな世代を支え
時に成長した世代に支えられ
続いてきた
歩んできた
光を纏う若き戦士達の1つの集大成#ウルトラギャラクシーファイト pic.twitter.com/M5EaD0Wg5R
配信で見ていた前半パートだけでも
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年11月14日
かなりのカットが追加されていました
これは円盤が市場に出た際には
一度ご覧になった方がよろしいかと思います
まだ配信されていない後半パートでは
開催中の「THE LIVE」との繋がりが少し見えました#ウルトラギャラクシーファイト
前半パートから追加カットモリモリ
驚きましたね…。配信版とDC版では、こんなにも印象が変わるものですか…。配信版と比べ、DC版は全体的にゆったりとした感じとでも言いましょうか。キャラクターの台詞の間や動きを1つ1つしっかりと見せており、長編映画作品を見ている実感が強かったです。
また、囚われたゼロの様子を見に来るトレギアだったり、光の国に来て「ベリアル…。」とつぶやくジードだったりと、配信版では見られなかった姿を多数確認できました。
DC版が市場に出回った際は、再度配信版と見比べたいですね。
ゼロが支えてきた力、ゼロを支える為の力
「ウルトラマンゼロ」の功績は非常に偉大だと思っていまして。ウルトラマンというコンテンツを盛り返した立役者の1人であると同時に、これまで後輩達のピンチに駆けつけ、幾度となく勇気と力を授けてくれました。今回もまた、ゼロの存在が皆の気持ちを奮い立たせます。
立ちはだかる強大な闇に苦戦するニュージェネレーションズ。しかし、負けるわけにはいかない。彼が、これまでの苦難を支えてくれたゼロが、今もどこかの闇の中で必死に戦っているだろうから…。
ゼロを助けるべく、ゼロから授かった力を発揮する戦士達。ギンガビクトリー、ウルトラマンゼロアーマー、エメリウムスラッガー、マグニフィセント。
皆出逢った世界は違えども、共に同じ恩人を持つもの同士。ここで立ち上がらなければ、頑張ってくれている先輩に顔向けできない…。
変身時のカットイン、BGMで流れる「すすめ!ウルタラマンゼロ」、ゼロから力を授かった力を借りて勝利するウルトラマン達と、非常に熱いゼロの流れでした。10周年を記念した、監督からの盛大なお祝いの様にも見え、滾りましたね。
そしてゼロによって助けられてきた後輩達が、今度はゼロ助けるべく力を授ける流れ。力を借りて変身したゼロビヨンド。金色に輝くその姿は、レイトと共に至った頂とは、また違う力だったのではないかと思いました。
集う、最強の力
培ってきたフォームを目まぐるしく変え、これまでの戦いで持てる力の全てを尽くしてきたニュージェネレーションズ。最後の戦いは、各々が至った最強の力を纏い、主題歌をバックに戦いを繰り広げます。ギンガストリウム、ビクトリーナイト、エクシードXベータスパークアーマー、オーブトリニティ、ジードウルティメイトファイナル、グルーブ。横並びに立つその姿は圧巻。これまで積み重ねてきた、頑張って歩んできた歴史が、雄々しく立ち並ぶ瞬間でした。
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変身した彼らは、自身よりも遥かに大きな敵に、各々が作品の主題となっていた思いを乗せ、技を放つ。最後は皆の力を1つにして勝利を修めました。
いやー、これも熱い。主題歌をBGMに最強フォームで戦う展開。特撮好きとしてはたまらない演出でしたね。
また、私はジードからウルトラマンに復帰した人間なのですが、昔からウルトラマンを愛し、苦しい時を共に歩んできたファンにとっては、非常に涙ぐましい展開でもあったように思います。
ギンガから紡がれてきた「ニュージェネレーションズ」の系譜。その歴史はまだまだ浅く、これからといったところもあるでしょうが、「若い世代の1つの集大成を見た」、そんな気持ちにさせてくれる作品だったと思います。
光も闇も等しく平等
しかし、またしても深まるトレギアの謎。「光も闇も等しく平等」と語った事から、自身は闇では無いという事を言いたかったのでしょうか。タロウとすれ違うカットが物語終盤にありましたが、タロウとの因縁も非常に気になるところです。
「THE LIVE」にて、タロウはタイガスパークの事を「友と共に作った絆のアイテム」のような趣旨の説明をしていましたが、あれだけ「絆」に憎しみを持つところから見ると、トレギアと関係ありそう…。
相変わらず素性が見えないキャラクターで、本作でさらに謎が深まりました。今後の展開に期待です。
また、リブットとのやり取りから「THE LIVE」との繋がりが少し見えたのも印象的でした。
「THE LIVE」で応援に駆け付けたリブットに対し、トレギアは「まだそんな事をやっていたのか」と、以前も会ったような口ぶりだったのですが、まさかこの作品がファーストコンタクトだったとは。
今後リブットとトレギアの戦いが見れるのかも期待したいです。
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上映後のトークショー
上映後トークショー
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年11月14日
・ギンガアフレコ時、リーダーの風格を監督が希望
→どっしりとした声でアフレコ
・アサヒちゃんはお兄さんのいないイベントは新鮮、グリージョの活躍見れて嬉しい
・リブットは「東南アジア」を意識
ファイトスタイルは東南アジアの格闘技ベース#ウルトラギャラクシーファイト
・其原さん「グリージョのフィギュアーツ欲しい」
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年11月14日
・根岸さん「次はギンガビクトリーのフィギュアーツ出ます(でない)(言ったもん勝ちスタンス)」
・根岸さん「タイガのフィギュア早くない?ギンガこの間だったのに」#ウルトラギャラクシーファイト
・監督「ジードタークネス、エックスダークネスはインパクト与える為の組み合わせ」
— まるマッコリ (@makkori04155) 2019年11月14日
・監督「ファンの皆さんのおかけで映像化出来た作品、これからも様々な形で作品を届けたい」
・根岸さん「今度は悪役メインの作品作って欲しい」と監督に直談判#ウルトラギャラクシーファイト
上映後はキャストと監督を招いてのトークショー。坂本浩一監督、根岸拓哉さん、其原有沙さんがご登壇されました。
私の覚えている範囲でのトーク内容は上記メモの通り。他にも
- 根岸さんと其原さんの会話(実際は根岸さんからの一問一答)のやり取りを、黙って見ていたという坂本監督
- 其原さんにニュージェネメンバーを雑に紹介する根岸さん
- ギンガダークネス、グリージョダークネスの登場を希望する根岸さん、其原さん
といった事がステージで見られ、時々根岸さんから語られる他のニュージェネメンバーのお話などで、会場は終始盛り上がりました。
監督は少年のような人でしたね。声が若干高い事も影響しているのでしょうが、「ヒーローだいすき!」という無邪気な気持ちが、トークの随所に感じられました。あれだけオタクに刺さる演出を盛り込んだ作品を作れる監督なので、ある意味納得です(笑)。
根岸さんは終始リラックスして余裕を持ったトークをされていました。流石はニュージェネリーダーと言った感じです。時々其原さんにちょっかいをかけたりする様子が、近所の気前のいいあんちゃんという印象で、とても好印象でした。
其原さんは終始緊張気味。本人も語っていましたが、これまでのイベントではお兄ちゃん二人と一緒だったので、ソロで登場するのに若干慣れていない様子でした。しかし受け答えはしっかりしていて、さすがはウルトラウーマンといった感じです。
自宅にあるウルトラマンフィギュアがロッソ、ブル、グリージョ、ベリアルらしく、グリージョだけソフビで直立である事に不満を漏らした時は非常に可愛かったですね。司会のお姉さんも「なんでも許せそう」だと呟いておりましたよ(笑)。
受け継がれ、新たに生まれ行くコンテンツに成長
作品から溢れる監督の特撮愛。ヒーローを愛する気持ちをひしひしと感じられる作品だったと思います。あまりの凄さに、いつも以上に勢いに任せてキーボードを叩いている始末。本当に素晴らしかった。
同時に、ウルトラマンというコンテンツが華々しく咲いた1つの記念作でもあるとも感じましたね。ウルトラマンはここまで盛り上がっているんだぞ!という、ある種の宣言のような意気込みも見受けられた気がします。
監督は同じような作品をまた作りたいとおっしゃってましたし、根岸さんも別の側面のお話を期待されてました。
コンテンツが続くっていいですね。タイガも大きな盛り上がりを見せてますし、まだまだ成長していくウルトラマンから目が離せません。
がんばれ!ウルトラ戦士達!!
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