「ブラスト！：ミュージック・オブ・ディズニー」鑑賞しました。

人生初のディズニー音楽イベント

ディズニー関連の音楽イベントに参加するのは初めてだったので、かなり緊張しましたが、とても楽しめました。クレジットカードの優待を利用して参加したのですが、これが凄かった。「表現者の意地」を見た気がします。

以下、ネタバレ含みます。
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演目の内容

演目構成は以下の通り

☆ACT.1（前半50分）

・星に願いを（ピノキオ）

・魔法使いの弟子（ファンタジア）

・夢はひそかに（シンデレラ）

・君のようになりたい（ジャングル・ブック）

・ビビディ・バビディ・ブー（シンデレラ）

・リフレクション（ムーラン）

・ラプソディー・イン・ブルー（ファンタジア）

・Stome（ブラスト！ミュージック・オブ・ディズニーオリジナルメドレー）

・プロローグ（モアナと伝説の海）

・4月の雨（バンビ）

・アラビアン・ナイト（実写版アラジン）

・ストレンジャーズ・ライク・ミー（ターザン）

・踊ろう、調子よく（メリー・ポピンズ）

☆休憩20分

☆ACT.2（後半50分）

・サークル・オブ・ライフ（ライオン・キング）

・ひとりぼっちの晩餐会（美女と野獣）

・トレイン・テック（ブラスト！ミュージック・オブ・ディズニーオリジナル）

・メイン・ストリート・エレクトリカル・パレード

・アンダー・ザ・シー（リトル・マーメード）

・彼こそが海賊（パイレーツ・オブ・カリビアン）

・夜襲の歌（美女と野獣）

・シーズ・ザ・デイ（ニュージーズ）

・小さな火を灯せ（メリー・ポピンズリターンズ）

一度は聞いたことのある名曲から、最新の曲まで網羅されており、非常に充実した聞き応えのある演目ばかりでした。ブラストでは音楽だけでなく、演奏者もダンサーと共に動き出すため、聴くだけではなく見ることでも楽しませてくれます。

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私のお気に入り

特に私のお気に入りは、

・リフレクション

・4月の雨

・彼こそが海賊

「リフレクション」「彼こそが海賊」は、原曲そのものが迫力満点ですが、打楽器と金管楽器をメインに演奏するブラストでは、また違った重厚感に満ちてましたね。ダンサーさんの披露する演目に合わせた動きも相まって、非常に素晴らしい世界感に包まれてました。

「4月の雨」は日本人演奏者である石川直さんによるソロパート。数分間楽器を叩き続ける姿は圧巻で、音は1つしかないはずなのに、いくつもの音が組み合わさった様に聴こえました。職人魂とでもいうのでしょうか。演奏中の姿には、並々ならぬ気迫を感じました。

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「楽しませたい」という執念

さらに驚いたのは、とにかく楽しませたいという執念を随所に感じたこと。前半後半での演奏中はもちろんですが、休憩時間や公演が終了した後に、演者さん達がロビーに出て演奏を始めるのです。公式サイトによると、どうやらこれは恒例企画らしく、ファンの間では1つの楽しみとして定着しているようです。

そのおかげか、あまりの人だかりに私は遠目にしか演奏を見ることができませんでしたが、ステージで魅せる熱量をそのままに演奏する姿は、まさしくプロという感じでした。

また優待特典として、ウォーミングアップの様子も見学させていただいたのですが、これもまた魅力的でした。至近距離で見る演奏は、本番と変わらない演奏。ウォーミングアップすらエンタメに変えてしまう彼らの表現力には、尊敬の念すら抱いてしまいます。案内してくれた係の人の話では、ウォーミングアップは毎公演前に必ず行うらしい。それに担当を兼任している演者さんもいるらしく、本当にすごい人たちでした…

本日は、相模女子大学グリーンホールに来ております✨当日券とツアー限定グッズは、18:00より、会場にて販売します😄 毎日必ずやるウォームアップは、全員真剣そのもの❗️準備万端でお待ちしております‼️#blastjapan #ブラスト #ディズニー pic.twitter.com/zxzECSuWrQ
— blast japan (@blastjapantour) 2019年9月2日

プロが持つキラキラの承認欲求

時間いっぱい、どこまでも人を楽しませようとする姿には、アーティストとしての意地やプロとしてのプライドを感じることができたと思います。「オレ達の演奏を見ろ！聞け！」「必ず楽しませてやるからな！」「時間いっぱい魅せつけてやる！！」という、魂の叫びのような想い。プロのアーティストが持ってるであろう、キラキラした承認欲求を形にしたような、そんな2時間でした。

ディズニー作品を知らなくても十分楽しめますし、作品を知っていれば、その世界観をお腹いっぱい感じることができる公演だったと思います。

ご興味のある方はぜひ。