それは古より続く悲願
思えば学生の頃からの憧れでした…。
昔から、ただただ「ハロウィン」という怪しい響きが大好きでして。大好きなオレンジと黒をメインカラーとし、これまた大好物の甘いものに関わる異国のイベント、それが私にとってのハロウィン。渋谷や池袋が仮装イベントで賑わう前から、私はハロウィンという行事に興味津々でした。
昔は特段日本でイベントが行われる事は少なかったのですが、ディズニーだけは違った。毎年イベントのCMが放送されるのです。その度に「行きたいなぁ」と思いを馳せる若き日の私。
上京してからもその思いは募るばかり。電車の広告が出る度に、「楽しそうだぁ」と思う毎日。年を追う毎に、私のディズニーハロウィン欲は膨れ上がっていったのです。
そして時は流れ、今年の春。ついに決心しました。
「ハロウィンに行こう…！」
「どうせ行くなら、泊りで両パークを満喫しよう…！」
こうして、私のハロウィン冒険記は静かに始まりました。
激闘！ホテルバトル・ロワイアル！！
そうと決まればまずはホテル探し。どうせ泊まるなら、ホテルでもゆっくりしたい。これは慎重にいかねば。
選ぶ際に考えた「ホテルに求める要素」は以下の通り。
- ディズニーランド・シーから近い（利便性が良い）
- 値段がリーズナブル
- 大浴場
- 朝食バイキング
問題はこれらの要素にどれだけ寄せていくか、です。
1に全振りするなら、「ディズニーホテル」や「オフシャルホテル」を選ぶのが妥当でしょう。しかしここで絡んでくるのが2の要素。正直用意できた予算では「ディズニーホテル」は難しい。「オフシャルホテル」ならいけるが、今度は3を諦めなくてはいけなくなる。
という訳で選んだのが「パートナーホテル」。両パークから程々に近く、送迎バスも出ている。予算もかなり抑えられるので、今回はこれで十分でした。
あとは3と4。候補に挙がったのは
- 三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ
- ホテルエミオン東京ベイ
さぁ、2択にまで絞れたぞ…。ここからどうするか…。
HPによると、1の2の違いは以下の通り。
1...景色のいい大浴場（無料）
2...天然温泉あり（施設の関係で3種類に分かれている、有料）、レストランが2種類
かなり悩みました。決めるまでの期間毎日悩みました。で、今回は「景色」を取ることに。
ついに決定。宿泊先は「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」。キミに決めた。ホテルエミオン東京ベイは、また次回という事で。
ホテルの予約は公式サイトから。色々見て回りましたが、やはり公式からの予約が一番安いです。３か月前からの予約、加えて宿泊日が平日だった事もあってか、かなり安く予約できました。
参考までに書いておくと、平日2泊3日、2人で30000円ちょっと。
2DAYパスポートも、彼女の勤め先の福利厚生で安く入手。これで準備は整った。あとは体調を整えて当日に備えるだけです…。
ついに始まる2泊3日の小旅行
月日は巡り宿泊当日。2週間ほど前からR-1ドリンクを飲み続けたおかげか、体調は万全。さすがは強さ引き出す乳酸菌。ありがとう、強さ引き出す乳酸菌。
私は、この日の為に生きてきた。いざ行かん、夢の2泊3日へ！
ざっくり2泊3日の予定は以下の通り。
- 1日目…ランドでハロウィン
- 2日目…シーでハロウィン
- 3日目…ホテルで朝食、イクスピアリを見つつ帰宅
1日目早朝。夢の国への朝は早い。
まずはホテルへと向かいました。仮チェックインを行う為です。浦安駅からバスと徒歩で30分弱でしょうか。ちなみに駅からバス停までが、ちょっと歩きます。
ホテルに到着。仮チェックインを行い、カードキーを受け取ります。同時に大きな荷物を預かってもらいました。これがとても便利。預けた荷物は部屋に運んでくれるとの事で、非常にありがたい。
圧倒的に身軽になった私達は、パークまでの送迎バスに乗り込んでパークへ向かいます。送迎バスは、午前中と夜なら10分おきに出ており、ランドまでの移動時間は20分、シーまでは25分くらいとの事。
1日目はランドだ！
到着。
この日の為に彼女が仕立ててくれた、ハロウィン衣装のnuiMOsマックス君も大はじゃぎ。
ちなみに、私もnuiMOsグーフィーと一緒に入国しました。
衣装はマックス同様、彼女の手作り。私の提案を100％実現してくれた彼女に脱帽です。かわいい。
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Let's HALLOWEEN!
ついに入国。憧れていたオレンジ色の装飾達がお出迎えです。おぉ、なんと神々しい。
推しのハロウィン衣装（平面）。かっこええやん…。
推しのハロウィンの姿（立体）。入ってすぐ会えました。かっこええやん…。やん。
さて、ここからは見たもの、食べたものをつらつらと。
主に写真で紹介。
パレード＆ショー
『スプーキー“Boo!”パレード』
大量に写真撮りすぎて何を挙げたらいいやら…。シャッターを押す指に呪いがかかったかのように、とにかく撮り続けました。
かわいい、とにかくかわいい。そしてかっこいい。
キャラクターももちろんだし、ダンサーさんの衣装もかわいい。かっこいい。もはや性癖の大行進。心にクリティカルヒットな楽曲と共に踊り歩く夢のような時間。
楽しかった…。
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『ワンマンズ・ドリームⅡ - ザ・マジック・リブズ・オン』
めちゃくちゃ良かった。初めて見たけど、すごい豪華なショー。お子様ランチのように、往年の名作をちょっとずつ楽しめるのが最高でした。
ただこのショー、今年の12月には終わっちゃうんですね、残念…。まぁ、作品も古いし、仕方ないのかな。次回作も楽しみです。
現在はグランドフィナーレとして、スペシャルバージョンで開催しているとの事。お時間ある方はぜひ。
東京ディズニーランド ワンマンズ・ドリームII ザ・マジック・リブズ・オン
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『ドリーミング・アップ！』
天候の関係でフロートのみのパレードだったけど、これもまたかわいいんだ…。
今度見るときはダンサーさんの衣装にも注目したいところ。
『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』
…スマホのカメラだと中々難しいね。写真では分かりづらいですが、とても綺麗でした。定番だけど、やっぱ見ちゃうよね（笑）
東京ディズニーランド・エレクトリカルパレート・ドリームライツ (2017リニューアル・バージョン)
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アトラクション
アトラクションもいろいろ乗りました。
冬季限定の『ホーンテッドマンション』、『ピーターパン空の旅』、『白雪姫と七人のこびと』等々…。それはもうたくさん楽しみました。
特にお気に入りだったのが『蒸気船マークトウェイン号』。ランド内の水辺をゆっくり回る船旅は、絶叫系が苦手な私にはちょうど良い心地良さでした。
見て回るだけでも楽しいのが夢の国なので、乗ったことない方はぜひぜひ。
『ロジャーラビットのカートゥーンスピン』も楽しかったですね。最近『ロジャー・ラビット』を鑑賞したばかりだったので、前回乗った時と違った発見がたくさんありました。作品に触れるって大事。
フード
食べる事もまた、夢の国の醍醐味。ハロウィンメニューを中心に食べ歩きました。
感想は皆一緒で恐縮ですが、どれもおいしいの一言。そしてかわいいの二言。
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↑牛カルビコーン（紫イモ･マッシュポテト）
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↑クリッターサンデー（ミッキーチュロス＆ミックスソフトクリーム）
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↑ミッキータピオカドリンク（サワーホワイト）
※タピオカがミッキー型
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↑スペシャルセット（スーベニア付）
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繰り返しになりますが、どれも美味です。そしてかわいいです。見た目も味もピカイチなのは、さすがは天下の夢の国といったところ。抜け目がありません。
グリーディング
平日だった事もあり、ランド内ではたくさんのキャラクター達との出会いがありました。
ティガー
※加工：彼女
元気いっぱいだったティガーさん。
私はマスクをして来園したのですが、「その顔の物を取れ」としきりにマスクをつまんでくる。そしてマスクを取った私に、「もっと笑顔で」と自身の両頬に手を当ててアピール。
すんません、気を付けます…。これでもワクワクが止まらないんですよ…。
イーヨー
※加工：彼女
おっとりマイペースのイーヨーさん。
終始ゆっくりで優しい方でした。かわいい。
※加工：彼女
世界を守るスーパーヒーロー。逞しい肉体で紳士な方でした。子育ても頑張ってね。
あとウッディーとジェシーにも遭遇しましたよ。写真は撮ってもらえませんでしたが、大人気でした。特にお子様からの熱いエールが凄かった。俺のブーツにゃガラガラヘビ～♪
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仮装する人で溢れていた国内
この時期のパークは仮装が許されています。たくさんの方が仮装されていました。
キャラクターの仮装はもちろん、ショーのダンサーさんの仮装や、キングダムハーツまで。彼女曰く、この時期の為に1年かけて衣装を作る方もいらっしゃるとの事。
へー、知らなかった…。みんな、凄すぎでしょ…。
そんなこんなであっという間に閉演のお時間。1日目のランドは無事終了です。帰りは送迎バスに乗ってホテルへ戻ります。
ホテルのあれこれ
お部屋
お部屋は「スーペリアツイン」という2人部屋を取りました。かなり広めのお部屋で、ベッドも大きめのが2つ。小さいお子さんがあと1人ぐらいいても余裕そう。
トイレとお風呂は別々で、脱衣所兼洗面所が広かったのもポイント高め。
特に隣の部屋や、廊下からの音漏れもありませんでした。平日なので、そもそも人がいなかった可能性はありますが。
ホテル内では無料のWi-Fiも使用できます。ただし、部屋の中だとちょっと電波は弱めです。ホームページの閲覧ぐらいなら問題無いかと。
備品・アメニティ等
ホテルの部屋着はゆったりとした半袖シャツに短パン。どちらもジャージのような生地で、部屋着としては楽な着心地です。
お部屋にはテレビはもちろん、電気ポットやドライヤー等、生活に必要な電化製品は一通り揃っていました。あとは洋服用の消臭スプレーなんかも置いてましたね。これは非常にありがたかったな…。
アメニティも、歯ブラシ、かみそり、ブラシと充実。フロントに申し出れば、化粧水や乳液の貸し出しも行っているとの事。
設備
1Fにはナチュラルローソンがあり、部屋での飲み食いも特に問題なし。ホテルにコンビニが併設しているのはありがたいですよね。
また同じ階には、パーク内のお土産を販売しているお店もありました。夜には閉まってしまうようですが、季節ものから定番ものまで幅広いラインナップで、買い忘れがあっても安心です。
大浴場
男湯は脱衣所にロッカーがあり、貴重品も安心して持ち出せます。
お風呂はかなり広めで、東京湾を一望できました。ただし夜は真っ暗（笑）。
このホテルのお風呂は朝早くから夜遅くまでやっているので、パークでひとしきり遊んで帰っても、ゆっくり大浴場を楽しむことができると思います。
お風呂は温度別に3種類。夏と冬で温度が微妙に違いますが、一番低い温度で38~39℃ぐらいだったと思うので、お子さんでも安心して入れると思います。
洗い場にはシャンプー、ボディーソープ、コンディショナー常設。あと洗顔フォームも置いてあった気がする。タオルはお部屋に置いていますので、着替えさえあればとりあえずOK。
脱衣所のすぐそばには、髪の毛を乾かして出れるようなスペースが設けられており、ドライヤー、化粧水、乳液、ヘアトニックを常設。風呂上がりのケアも行えます。
そして、ここが一番のおすすめポイント。
「瓶のコーヒー牛乳」の販売があります。
もう一度言います。「瓶のコーヒー牛乳」の販売があります。
これは感動しました。最近だと、風呂上がりの瓶牛乳が飲める場所が少なくて…。漸く出会えた！という感じです。
―とは言っても気付いたのは2日目で、しかも気付いたのは彼女（笑）。
だって、まさか売ってるなんて想像してなかったんだもん…。
瓶のコーヒー牛乳の他に普通の瓶牛乳、ペットボトルのコーヒー牛乳とフルーツ牛乳も販売。風呂上りを一杯を心置きなく楽しめます。
ホテルも大満足
ランドもとても楽しかったのですが、ホテル選び悩んで良かったです。
「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」の従業員の方々も笑顔で気持ちの良い方ばかりでした。ホテル自体も綺麗で清潔。お部屋、設備、アメニティ等なども文句無しです。
男性なら着替えさえ持って行けば、快適に過ごす事が出来ると思います。おすすめです。
パークへご旅行の際は、ぜひご一考ください。
1日目、終了
そんなこんなで怒涛の1日目はお開き。ランドもホテルも大満足の1日目で、小旅行の素晴らしいスタートを切れたと思います。
この記事も、一旦ここで締め。2日目以降はまた後日の記事で。ご覧になった方々、ありがとうございました。
おまけ
ショーでクラリスを見る度に好きになっていきます。どちらかと言えば不純な意味で。（同じ意味だと、フロートに乗ってるアリスも中々）
夢の国に来てまで何やってんだと思われる方。ええ、その通り、あなたが正しい。えぇもう反論の余地は微塵もありませんよ。
しかし、ショーでパフォーマンス（健全）をする彼女をご覧になれば、私の気持ちもご理解していただけると思う今日この頃です。彼女は、素晴らしいですよ…？
ちなみにこの話、彼女にしたら笑われました。友人からは唯一の映像作品を薦められましたので、後で拝見したいと思います。
※2019年10月30日 追記
2日目、3日目の記事はこちら
